026富士山麓に間伐材でつくるテント
富士山の麓のキャンプリゾート地に設営する、設備を備えた木造テントを設計する仕事です。ジェーエーシーと協働したシザーストラスをベースに、小口径断面の間伐材利用を考慮した設計をしています。当初の要望は1棟を設計し、それを10棟設営する予定でしたが、打合せを重ねる中でコストや施工性に優れた案、過ごし方に特徴のある案、小口径の架構を生かした案など様々な案を提示し検討していった結果、ベーシックな案、変化に富んだ案など特徴ある4案を設計し設営することになりました。
一般的なキャンプやグランピング施設は、他の利用者との距離が近く配慮が必要なことが多いですが、ここでは広大な敷地のなかにテントを点在させているので、他の利用者に気を使うことなく、富士山とその豊かな自然、そして空を楽しむことができます。
所在地:山梨県/ 竣工予定:2020.04
用途:キャンプリゾート用テント
構造:木造(間伐材)
延床面積:約30〜40m2
構造:NEO建築構造
施工:株式会社ジェーエーシー
リンク先:マウントフジキャンプリゾート公式HP
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