055 保護猫ラウンジちぐら堂
長年獣医師・保護猫ボランティアとして活動している施主が運営する、保護から譲渡(TNTA)までを行う新しいコンセプト・運営形態の施設「保護猫ラウンジ」の計画です。
一期一会で慣れない場所での譲渡会ではなく、猫も人もリラックスした状態で何度もふれあい、相性をしっかり確かめ、これから一緒に暮らしていく、そんな幸せな出会いの場所をつくるためにはどうしたらよいか。
門をくぐると、庭で猫が遊んでいたり・寝ていたり自由気ままに過ごしていて、その様子を見ながら縁側に腰かけると猫がふれあいに来てくれる、そんな「ねこの家」に人がお邪魔をするというイメージをもって設計しました。
具体的には、エントランスを入ると猫が外にいるかのように、部屋の中を立体的に回遊できるように配置されたキャットウォークやキャットタワーで遊んだり、「すみっこ」で寝たり・隠れたりできる「ねこ庭」があり、「ねこ庭」を通って、猫と人が自宅にいる感覚でリラックスしてゆっくり触れ合える「ねこリビング」、その奥に「ねこリビング」から見通せる「ならし部屋」を配置する平面構成としました。それぞれの部屋は意図や目的・機能に応じた素材・色彩としつつ、グラデーショナルに配色を変化させていくことで、それぞれの部屋の個性を生かしつつも「ねこの家」全体にまとまりと広がりを感じられるように配慮しました。
所在地:宮城県仙台市青葉区
竣工:2026.03
用途:保護猫ラウンジ
構造規模:木造3階建て
改修面積:約45m2(3階部分)
建築工事:上野総建(元請)
電気設備工事:マルタハイテックシステムズ
空調・換気設備工事:アーズシステム
給排水衛生設備工事:宮設備
HP:保護猫ラウンジちぐら堂
instagram:necochigura5625
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